写っていない、永遠に失われたもの

ヘンリー・ハサウェイ監督のセミ・ドキュメンタリー/フィルム・ノワール『出獄(Call Northside 777, 1948)』は実際に起きた冤罪事件をもとに映画化された作品だが、クライマックスに登場する《証拠写真》のエピソードは、別の冤罪事件の実話をモデルにしたものだった。写真に「写り込んでいるもの」、さらには「写っていないもの」が呼び起こす想像の魅力について考えてみる。

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アメリカの朝

このブログでは、今まで幾度か、ロナルド・レーガンが二期目の大統領選のときに繰り広げたキャンペーンで製作されたコマーシャル「Morning in America」について触れてきた。『ノマドランド』に見られる《マジック・アワー》の美学と労働倫理の結託について考える時の、その先駆的な映像としての位置付けや、ソノマ郡という場所がハリウッド映画で果たしてきた役割のなかでの例として言及した。この「Morning in America」について記しておきたい。

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