第二次世界大戦後のアメリカ:復員計画

第二次世界大戦後のハリウッド映画、特にフィルム・ノワールを考えるなかで、戦争の影響というのは常に話題になる。「(戦後の)崩壊、そして期待の浸食が、複雑な一連の変貌を経てフィルム・ノワールにたどりつく[1]」「多くの兵士、自営業者、主婦に工場労働者が平和な時代の経済に戻って感じた失望が、都市を舞台にした犯罪映画のやるせなさにそのまま反映されている[2]」といった言説はフィルム・ノワールの動機を説明する手法として定着してしまった感がある。たしかに、フィルム・ノワールでは、テーマとして戦争に従軍していた兵士たちの復員、帰還、社会復帰が頻繁に取り上げられている。では、実際のところ、アメリカ兵たちの戦後社会への復帰とはどんなものだったのだろうか。

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硝子瓶(三)

11月第4週の「硝子瓶」です。
今回は、ロシアのプロパガンダ映画、アメリカの治安監視カメラネットワーク、そして、アムステルダムドキュメンタリー映画祭でのできごとについて記録します。

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硝子瓶 第二回

11月第2週の「硝子瓶」です。
今回は、口承による天変地異の記憶の話、アフガニスタンでケシの栽培が急激に縮小している話、そして、タナハシ・コーツのインタビューの一部を記録します。

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